ラムは上位機種と同等の断面寸法を採用。
刃物台を支えるコラムはヨコケタを一体構造とした剛性の高いウォール型コラムを採用し重切削が可能。
主要構造物は肉厚な高級鋳鉄製を使用し構成されています
テーブル中心まで張り出した大きな断面形状をしたウォール型コラムは横けたと鋳物一体型とし、しっかりと刃物台を支え、高い切削能力を発揮します。
合理的に配置されたリブ構造により、コラムとテーブルを強固に支えています。ベッド切粉受部は傾斜形状になっておりシャワークーラントと併用するこにより切粉を効率よくチップコンベアに流し込みます。
テーブルは荷重を支えるための大径スラストボール軸受と径方向の荷重を支えるためのテーパころ軸受の組み合わせによって支持されており、高速・重切削を可能にしています。
刃物台は大径ボールねじによって左右(X軸)、上下(Z軸)に位置決めされます。X軸案内面はリニアガイドにより高精度な位置決めを可能にし、Z軸は焼入研磨摺動面により高い位置決め精度と高速送り及び重切削を可能にしています。
角ラムは、7/24テーパNo.50の主軸を有しており、コレットタイプのプルスタッド機構により、自動的に工具が脱着できる構造になっています。ラム主軸の回転はラム上部に設置されているビルドインモーターによってダイレクトに行われます。