工程集約の例【ポケット穴&スライドピン穴加工】
- 改善前(段取り替えの実施)
- 金型加工等では、ポケット加工・スライドピン穴加工により段取り回数増加がネック工程となります。
従来の加工方法では、まず図の様にポケット加工を行ないます。
その後、角度のついた穴を加工する為にジグを使用し段取り替えを行ないます。(右図)
この段取り替えの工程で基準位置のずれや大幅なタイムロスが生じます。
- 本機改善後(段取り替えの解消)
- 金型加工等では、ポケット加工・スライドピン穴加工により段取り回数増加がネック工程となります。
図の様にポケット加工を行ないます。
MP-(5C)seriesでは、主軸を任意の位置に傾斜させた加工が可能になります。(右図)
また、テーブルを任意の位置に旋回させることにより、複数個の傾斜穴を段取り替え無しで加工が可能になります。