弊社開発・製作の高剛性空気静圧軸受スピンドルを搭載。同期電動機を採用*1)し、高回転精度を図ると共に、使用ブレードに対して最適なスピンドルを提供いたします。
*1)一部誘導電動機も採用しています。
ワーク送り軸(X軸)の案内面にはキサゲ技能により仕上げられた超精密V-V型動圧案内を採用、真直性が高い、滑らかな送りを実現しました。工具位置決め軸(Y軸)と工具切り込み軸(Z軸)には高分解能リニアスケールを搭載し※1) 、スケールフィードバックによる高精度位置決めを実現、またUSM-20B(H)のY軸駆動にはリニアモータ駆動を採用し※2)、より高い工具位置決め精度へのご要求に対応しました。
※1)USM-8DのZ軸はオプション
※2)X,Z軸およびUSM-8DのY軸は高精度ボールねじ駆動
放電式とメカ式(ロータリーツルーアによる)の2種類のツルーイング機能をオプション設定。機上にてブレードの振れ取りや成形・修正を行うことで、溝形状の高精度化や工具コスト削減に貢献します。
高剛性の空気静圧軸受スピンドルの採用により、大負荷のマルチブレード加工が可能です。シングルブレード加工と比較して、加工能率の増大により、圧倒的な生産性向上が図れます。
ギャップエリミネートおよび切込み深さの自動化に不可欠の、高精度ブレード径検出およびワーク表面検出装置を提供します。
ダイヤモンドバイトによるフライカット加工により、Cu等の軟質金属の薄膜加工が可能